モテる男子を育成するよ-子育て絵日記ブログ

モテる男子を育成する事を目標に奮闘する、育児絵日記です。現在息子4歳、娘0歳。

専業ママvs兼業ママについて思うこと。終わることのないこの争い。。面白いから終わらないでね。

 

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私は小さい頃、保育園に預けられていました。
私のお迎えは一番最後。いつも寂しかった。
子どもはみんなこんな気持ちでお母さんを待っています。
どうか、子どもが小さいときは傍にいてあげてください。。


ダウトーーーーーーー!!!


前に見たことがある投稿内容なのですが、これ、ダウトです。
何がダウトかって、
「子どもはみんなこんな気持ち」
ここです。
この方の体験、感じた気持ちは本当でしょう。
幼心に辛かったと思います。

しかし、子どもはみんなこんな気持ちと言い切るのは早計です。

私は母子家庭育ちで、母親はずっと働いていた上に、放置子でもありました。
しかし、母親に傍にいて欲しいとか寂しいとか、一辺たりとも思ったことはありません。
むしろいない方がのびのびできて嬉しい派です。母の事は好きですけれどね。


今私が息子を預けている保育園では、早くお迎えが来ると残念そうにする子もいます。
お迎えが遅くなるほど児童数が減るので、その分おもちゃを独占できるからだそうです。

親のお迎えが遅い方がいいという子と、早い方がいいという子がどのくらいの割合でいるのかは正確にはわかりません。
体感では、前者1割、後者7割、無頓着2割といったところでしょうか。

子どもがみんな親を求めて寂しがっていると思うのは勘違いです。
どちらかというと親の願望ではないでしょうか。

自分の子どもがどちらになるかはわかりません。
ならば、自分が信じるように育てるしかないと私は思います。

子どもの為により多くの教育費が必要だとか、親が働く背中を見せた方が将来ニートになりづらいだろうと思うのなら、母親も働くべきです。
自分が保育園時代に寂しい思いをしたとか、幼少時にどれだけ長く一緒にいたかで心の発達が決まると思うのなら、働かずに傍にいてあげるべきです。

今の情報化社会では、バイアスがかかった情報が大量に溢れています。
子育て論に関しては、「そもそもそれ、実験に使える母体の採り方してないよ!?」という実験結果がさも真実のように語られています。

私は、ネットや周りの情報に踊らされてブレブレになるよりも、自分が経験したこと、自分が信じていることに基づいて子育てすることが何よりも大事だと思います。
それが何よりもの愛情として、子どもに伝わるのではないでしょうか。


私は学歴至上主義の母親に育てられました。
そのお陰で一応、まぁまぁの学歴があります。

ですが、親の敷いたレールを走ってきた為、問題解決能力がほぼ皆無です。
兄も同様に育てられ、東大を卒業して一流ホワイト企業に入ったにも関わらず、欝で退職の危機でした。
(今は回復)

社会に出るまでは学歴がものを言いますが、社会に出てからは問題解決能力の方が大事です。
問題解決能力がほぼ皆無の私は、困ることが多いです。

ですが、私は問題解決能力を育んでくれなかった母親を恨んではいません。

なぜなら母は、学歴だけが私たちを助けてくれると心の底から信じていたからです。
私たちの為になると本人が考えていたことを、全力で実行してくれたからです。

「お母さんは問題解決能力の方が大事だと思ったんだけど、学歴の方が大事だってみんなが言うから、学歴の事だけ考えてきたの」
なーんて言われていたら母を恨んでいたと思います。

私は大人になって社会にも出た今、学歴も問題解決能力も同じくらい必要だと思っています。
だから、可能な限りどちらも伸ばせるように子どもを教育していくつもりです。

学歴が何よりも大事だと思っている親が、子どもにゆとり教育をするのはよくありません。
問題解決能力が何よりも大事だと思っている親が、つめこみ教育をしてはいけません。

学歴が何よりも大事だと思っている親と問題解決能力が何よりも大事だと思っている親が意見をぶつけ合うのは不毛です。
表面上で論破したところで、本心が変わるわけもないのですから。


同様に、子どもが小さいうちは親が傍にいてあげないといけないと思っている人と、親は子どものために仕事や自己実現を犠牲にすべきではないと思っている人が意見をぶつけ合うのも不毛です。

それぞれが信じている事を信じ続けて、ブレることなく子どもを育てていく。
私はそれが一番大事なことだと思います。


ぁ、ちなみに私は「親は子どものために仕事や自己実現を犠牲にすべきではない」派です。
でも「子どもが小さいうちは親が傍にいてあげないといけない」派を否定するわけではありません。

ここでもう一度。

それぞれが信じている事を信じ続けて、ブレることなく子どもを育てていく。
私はそれが一番大事なことだと思います。

 

今回は、こちら↓の記事を読んで、自分なりの考えを述べさせていただきました。

www.toriikengo.com